スマホでも気軽に利用でき、無料で、4歳~8歳程度の子どもを対象としたプログラミング学習ツールをお探しなら、「Google子供向けコーディング」はいかがでしょうか…?
無料ながら、絵や記号が描かれたブロックをつなぎ合わせ、かわいいウサギのキャラクターを思い通りに動かして、大好物のニンジンを獲得していくゲーム感覚のプログラミング学習サービスです。
誰でも無料で使うことができ、プログラミングを体験したことのない子供(大人)でも、遊びを覚えるようにプログラミングを体験することができます。
でも、「Google子供向けコーディング」一体何が学べるのか?、はじめは何をすればいいのかわからないですよね…?
この記事では、わかりやすく図解入りで「Google子供向けコーディング」のはじめ方と、操作方法を解説しています。
Google 子供向けコーディング言語って何?
Google 子供向けコーディング言語は、Googleが提供している子供向けのプログラミング学習教材です。
2017年12月4日にDoodleで、子供向けのプログラミング言語(Logo)が世界に紹介されてから50周年の節目を記念して製作されたプログラミング学習ツールです。(ここでは「コーディング」=「プログラミング」の意味合いで使われています)
スマホでもパソコンでも利用でき、操作説明もとてもシンプルで、まだ文字の読めない子供でも理解ができるように、使い方や操作説明は最小限の説明で、言葉よりもビジュアルで理解できるように工夫されています。
ブロックを組み合わせてプログラムをつくり、キャラクターのウサギを動かして、ニンジンを獲得していくゲーム形式になっています。
課題数も全部で6個と小規模で、スマホでも操作可能なため、気軽に利用できる無料のプログラミング学習教材です。
学習状態の保存はできないので、途中で画面を閉じてしまうと、次に画面を出したときは最初のステージからとなります。
対象年齢は、4歳~8歳程度の、園児から、小学生の低学年向けのプログラミング学習サービスです。
学習できるデバイス
Google子供向けコーディングは、スマートフォンでもタブレットでもパソコンでも、無料で学習することができます。
ソフトのインストールは不要で、ブラウザ(サファリ、Chrome、Edgeなど)があれば実行可能です。
学習するために会員登録は必要なく(会員登録する機能自体がない)、操作が簡単で左クリックしか使わないので、スマホでも十分です。
iPhone のサファリで実行してみた画面イメージがコチラです。
そのため、文字は読み書きできないが、動物や食べ物の絵の意味や、記号の意味を理解できる子ども(4歳~8歳程度)に、スマホで体験させてみることをおすすめしたい学習ツールです。
何が学習できるの?
Google子供向けコーディングは、ブロックをつなぎ合わせてプログラムを作成する子ども向けのプログラミング学習教材です。
ウサギのキャラクターが大好物のニンジンが全部食べることができるようにプログラムをつくっていくというストーリーになっています。
ブロックの種類は、スクラッチなどに比べると多くはありませんが、ループ(繰り返し処理)構造のブロックがあり、同じ処理を複数回行うことによって、より効率的なプログラミングができるように考える力が養えるようになっています。
プログラムを実行するときに、ウサギのキャラクターに動きもあって、ゲーム感覚で学習できることも特長のひとつです。
はじめる手順
Googole子ども向けコーディング をはじめる手順を、順をおって説明します。
1. 公式サイトにアクセス
最初にGoogole子ども向けコーディング公式サイトにアクセスします。
操作が簡単なので、パソコンやタブレットはもちろん、スマホでも実施可能です。
2. ▶マークをタップ
▶マークをタップすると、すぐにスタートします。
3. 操作を覚える
次に、操作のやり方の説明が表示されるので、その通りにやっていきます。
ここで、文字がまだ読めない子どもの場合は、説明の部分のみ、お父さんお母さんがサポートしてあげると、より理解しやすいと思います。
Google子供向けコーディングは、絵や矢印の記号が描かれたブロックをつなぎ合わせることで、プログラミングする仕組みになっています。
スクラッチのブロックは、言葉で意味を表していますが、Google子供向けコーディングでは、絵や図形なので、まだ文字の読めない子どもでも理解しやすい教材なのです。
スクラッチのブロック
4. ステージに挑戦
操作方法を覚えたら、実際のステージに挑戦し、プログラミングしていきます。
ステージは全部で6つあり、最初は簡単で、ステージが上がるごとに難易度も上がっていきます。
5. 最小移動回数
各ステージをクリアすると、ウサギが最小移動回数で全部のニンジンが獲得できたのかがわかるようになっています。
最小移動回数でなくとも、次のステージに進むことはできます。
クリアしたあとで、最小移動回数にするためには、どのようにプログラムを作成すれば良いのか考えてみるのも、とても良いアタマの体操になります。
6. 全部クリアすると…
全部クリアすると、ウサギ一家がニンジンケーキを囲んでいる記念カードが表示されます!