小学校でのプログラミング教育がいよいよスタートしました。
小学生の大半は最初からプログラミングというものに興味を持って取り組むケースが多いそうです。
しかし、なかにはプログラミングに興味を持てない場合もあります。
小学校の授業でプログラミングの学習機会があるなら、ぜひ興味を持って勉強して欲しいと思ってしまいますよね…?
プログラミングを勉強として捉えるよりも、遊びやゲームのような感覚で取り組むことができれば、どのような子どもでも興味を持つことが可能なのです。
この記事では、必ず小学生がプログラミングに興味を持つ方法として3つの方法を紹介しています。
1.ゲームと関連づける
小学生がプログラミングに興味を持って積極的に学習する方法として、まず最初に思いつく方法は、ゲームとプログラミングを関連づける方法があります。
ゲームの中にプログラミングが学べる要素を取り入れたり、プログラミングでゲームそのものを作成する、という2通りのアプローチがあります。
なお、ここで紹介する方法は、無料でも利用することが可能です。
プログラミングで課題をクリア
小学生にプログラミングに興味を持たせるために、ゲームの中にとプログラミングを学ぶことができる方法があります。
ゲームの中でプログラミング学習できる教材は、マインクラフトやコードコンバットなどが挙げられます。
具体的には、ゲームの中で、アイテムをゲットしたり、敵をたおす必要があるときに、プログラミング問題を解いて正解できれば、次に進めるという形式になっています。
ここで出題されるプログラミング問題は、はじめは本当に簡単な問題でヒントも用意されており、プログラミングにはじめて触れる子供でも解くことができるようになっています。
そして、プログラミング問題はだんだん難しくなっていき、知らず知らずのうちにプログラミング知識が身についているという流れになっています。
オリジナルゲームを作成する
ゲームに興味があるのであれば、プログラミングでオリジナルゲームを作成してみるというのも有効な方法です。
プログラミングでゲームを作成できる教材は、スクラッチやビスケット、もっと高度なゲームを作成したい場合にはUnityなどがあります。
作成できるゲームの種類は、スクラッチとビスケットではパズルゲームや簡単なアクションゲームなどが作成できます。
Unityは高度な3Dモデリングが可能でゲームのほかに、自動車や建築業界でも活用されているプラットフォームです。
Unityは、教材というよりもゲーム作成や3Dモデリングのプロフェッショナルが使用する本格的なプログラミング環境です。
しかし、小学生がスクラッチやビスケットでプログラミングを学んだあと、次のステップとしてUnityに取り組むというケースがあります。
プログラミング教室でも、小学校の高学年や中学生向けに Unity学習コースを開設している教室もあります。
そのため、小学生で Unity を学習することは決して無理なことではありません。
2.ロボットやマイコンと組み合わせる
ロボットやマイコンなどの機械のおもちゃとプログラミングを組み合わせてしまうことも、子どもがプログラミングに興味を持ってもらうために有効な方法です。
なぜなら、子ども(特に男の子)は、ロボットが大好きな子どもが多いからです。
ロボットの教材は、レゴ🄬 WeDo 2.0 が有名です。
レゴ🄬 WeDo 2.0 は、ブロックのおもちゃで有名な「レゴ」が開発している教育用に特化したロボット教材です。
教育用のマイコン(マイクロコンピュータ)としては、マイクロビット(micro:bit)がとても有名です。
マイクロビットは、イギリスで生まれたコンピュータサイエンスの教育を目的として開発されたマイコンです。LEDや押しボタン、通信装置、各種センサーが組み込まれた基板タイプのコンピュータです。プログラミングによって、LEDの点灯や消灯の制御などが学べる仕組みになっています。
3.ディズニーキャラクターの教材
ディズニーのアニメキャラクターが登場する教材を使ってみることも、子どもにプログラミングに興味を持たせる方法としておすすめです。
なお、ここで紹介している Code.org (コード ドット オルグ) は、すべて無料で利用することができます。
「スターウォーズでプログラミング」では、BB-8(スターウォーズに登場するロボットのキャラクター)を動かして、アイテムをゲットするプログラミング学習を体験することができます。
「アナ雪」では、氷の上のエルサを動かして、氷に模様を描いていきながらプログラミング学習を体験することができます。
Code.org(コード ドット オルグ) には他にもアワーオブコートと呼ばれる学習カリキュラムが用意されています。Code.org の アワーオブコードについて、コチラの記事で詳しく解説しています。