【無料あり】小学校のプログラミング授業でよく使われる教材とは?

小学校 プログラミング授業 教材 無料保護者の知識

子供向けのプログラミング教育用の教材にはいろいろなものが出回っています。

そうした中で、小学校のプログラミング授業やパソコン授業では、どのような教材が使われているのか気になりますよね…?

全国の小学校のプログラミング授業では、これまで、「スクラッチ」や「ビスケット」をはじめとして、約30種類ものプログラミング教材が使われた事例があります。

さらに、小学校のプログラミング授業で使用されている教材には「無料」で誰でも利用することができるものもあります。

この記事では、小学校のプログラミング授業でよく使われている教材を「無料」のものを中心に詳しく解説しています。

なび丸
なび丸

お子さんのプログラミング教材選びの参考になります!

小学校プログラミング授業でよく使われる教材

小学校のプログラミング授業やパソコン授業において、比較的多くの実施事例で使用されている教材はコチラでした。

  • スクラッチ(Scratch)
  • ビスケット(Viscuit)
  • マイクロビット(micro:bit)
  • アーテックロボ(ArtecRobo)
  • レゴ® エデュケーション SPIKE ベーシック/プライム

現状で全国各々の小学校で使われているプログラミング教材の種類は、全部あつめると30種類もあります。

これは、地域や学校、学年によって、使われる教材がバラバラで、統一されているわけではないからです。小学校のプログラミング授業で使用する教材は、各学校の方針や先生の判断によって自由に決められているのです。

そういった中でも上記に挙げている5種類の教材は、授業で使用されている事例が多かった教材です。

ちなみに、全国小学校のプログラミング授業での教材の使用事例は「小学校を中心としたプログラミング教育ポータル」で確認することができます。

スクラッチ(Scratch)

Scratch(スクラッチ)は、アメリカで開発された主に8歳~16歳までの子供を対象としたプログラミング教育のためのソフトウェアです。

スクラッチ トップ画面

Scratch(スクラッチ)の特長は、プログラムをある命令や動作を持ったブロックをつなぎ合わせるように組み立て、プログラムを作成していきます。作成したプログラムは、画面上で実行し、動作を確かめることができます。

Scratch(スクラッチ)は無料で利用することができ、子供向けのブロックプログラミングのxxであり、小学校のプログラミング授業で使用されることが多くなっています。

スクラッチの詳しいはじめ方はコチラの記事をご覧ください。

ビスケット(Viscuit)

ビスケット(Viscuit)は、日本人が開発したプログラミングの思想を直感的に学ぶことができるソフトウェアです。

ビスケット トップ画面

ビスケットはまだ言葉がままらない子供でも、コンピュータにやって欲しいことをビジュアルで単純に指示することができるビジュアル型言語です。このことは、他の教材にはないビスケット独自の特徴でもあります。

ビスケットの最大の特長は、メガネと名付けられたプログラミングの概念を子供でも直感的に理解できるように考えられた仕組みにあります。メガネとは、プログラムを実行する前の状態と、プログラムを実行した後の状態をビジュアルで表現します。

ビスケットは無料で利用することができ、小学校向けの授業で使用されるカリキュラムが多数開発されています。

ビスケットの使い方を詳しく解説した記事はコチラです。

マイクロビット(micro:bit)

マイクロビット(micro:bit)は、小さな電気基盤にLED、ボタン、各種センサー、マイコン、通信機器、入力端子等がついているプログラミング学習用の教材です。

マイクロビット(micro:bit)は市販されており、単体のものからいろいろなアイテムがセットになったものまで、たくさんの製品が販売されています。

コチラはその一例です。

マイクロビットは、プログラミングで作成したプログラムを実行することでLEDを光らせたり、他のマイクロビットに通信でメッセージを送信したり、様々な電気的な動作を体験することができる教材です。

マイクロビットを活用したプログラミング学習には、MakeCode(メイクコード)を利用します。

MakeCode(メイクコード)は、Microsoft社が運営している子供向けのプログラミング学習プラットフォームです。

MakeCode(メイクコード)の中には色々な学習メニューがあり、その中にマイクロビットを学習できる学習メニューがあります。

MakeCode micro:bit(マイクロビット)は誰でも無料で利用することができます。さらに、エミュレーターと呼ばれる仮想的なマイクロビットが画面上に表示されるため、実物のマイクロビットなしでも疑似的にプログラミング学習を体験することができます。

もちろん、実物のマイクロビットを用意して学習することもできます。

Make Code micro:bit の詳しい始め方を解説している記事はコチラです。

アーテックロボ(ArtecRobo)

アーテックロボは、プログラミングによってロボットを動かすロボットプログラミングが学べる学習キットです。

キットの中身は、ロボットの形をつくるブロックと、モーターやセンサーなどのロボットパーツ、プログラミング用のソフトがセットになっています。

作成できるものは、4足歩行や2足歩行の歩行ロボットやお絵描きロボットなどから、信号機・バーコードリーダーなどの普段の生活で登場する電子機械のおもちゃまで様々なバリエーションの電子工作を学ぶことが可能です。

プログラミングは、スクラッチ(Scratch)と同じような画面操作で、アイコン(ブロック)を組み合わせてプログラミングしていきます。

プログラミングとロボット工作を同時に学習したい場合におすすめの学習キットです。

レゴ® エデュケーション SPIKE™ ベーシック/プライム

「レゴ® エデュケーション SPIKE ベーシック」は、レゴブロックで有名なアメリカのレゴ社(レゴ エデュケーション)が開発した子供向けのプログラミングや機械工作の学習キットです。

「レゴ マインドストーム」 や 「WeDO 2.0」 の後継にあたり、「ベーシック」は小学校低・中学年向け、「プライム」は小学校高学年から中学生向けとなっています。

小学校のプログラミング授業の事例では「レゴ マインドストーム」の使用例が数多いのですが、現在は「レゴ マインドストーム」は販売停止となっています。でも、後継の教材として「レゴ® エデュケーション SPIKE シリーズ」が販売されています。

キットの中身は、おなじみのレゴブロック、モーターや各種センサー、制御ハブなどがセットになっています。

レゴブロックと各種パーツを組み立て、プログラミングによってモーターを動かしたり、LEDを点灯させたりすることができます。

ブロックなので、組み立てと分解を繰り返すことで、いろいろなバリエーションの作品をつくって遊びながら学習することができます。

小学校授業で上記以外に使われる教材は?

小学校の授業で使われているプログラミング教材は、上記以外にもたくさんあります。

コチラに、紹介した以外のプログラミング教材で「無料」のものを一覧にしました。

  • LINE entry(ライン エントリー)
  • Springin’(スプリンギン)
  • プログル
  • プログラミングゼミ
  • Swift(スウィフト)
  • IchigoJam(イチゴジャム)
  • Hour of Code(アワーオブコード)
  • GLICODE(グリコード)
  • mBlock(エムブロック)
  • Smalruby(スモウルビー)

まとめ

小学校のプログラミング授業でよく使われる教材
  • 小学校のプログラミング授業で使われている教材は多数あり、約30種類もあります。
  • 小学校のプログラミング授業でよく使われているのは、「スクラッチ」「ビスケット」「マイクロビット(micro:bit)」「アーテックロボ」「レゴ® エデュケーション SPIKE ベーシック/プライム」です。

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